皆さんの働いている施設に、食事量チェック表や排泄チェック表等の紙媒体はありますか?
記録は手書きでしたか?
各ユニット・フロアにPCはありますか?
私は前の職場がアナログ(紙)でした。PCは介護現場にはなく、記録も手書きでした。
今の施設はデジタル(PC)です。各ユニットに1台PCがあります。記録はPC入力です。
今回は、アナログ(紙)とデジタル(PC)を経験した私の経験を記事にします。
紙は安心!!
冒頭に記載した、排泄チェック表に関しては、デジタル化を推進している今の施設でも使用しています。
排泄チェック表は、排尿や排便あった時間や量が確認する為に使用します。なので排泄介助を行ったら排泄チェック表に施設で決められた記号を記載します。
私の施設では、排尿は黒ペン、排便は赤ペンを使用します。そして、量に関しては、多量が◎、普通量が○、少量なら△ と取り決めをしています。
排泄チェック表は、もしかしたら一番使用するツールかもしれませんね。
話がそれましたが、やはり昔から紙を使用してきた職員は、PCを見るのは手間が増えると思うのでしょう。
実際に、今の施設では、PCに排泄量を入力して、更に排泄チェック表にも記載しています。
それは、便秘の方へ下剤を服用する際に、最後に排便があってから何日経過しているのか等の情報をすぐに確認するには、手に取りやすい紙がいいとの声が多かった為です。
デジタルの良いところ
”デジタルだと冷たい”と感じる方がいると思いますが、アナログな部分をデジタルに移行する事で生じる温かなメリットがあります。
それは、入居者様と関わる時間が増える という所です。
記録のミスをしてしまうと、手書きの場合、訂正印を押して書き直すという作業が生まれますが、PCだとそんなに時間はかかりません。
そういった積み重ねが、結果として入居者様の望む生活の実現に繋がります。
まとめ
紙 vs PC において、現状100%導入している施設は・・・・
まだまだ、紙だと思います。PCのメリットも浸透してきていますが、紙の全て無くすには時間がかかりそうです。
それに比べ、紙100%の施設は、施設を作り変えるぐらいのタイミングにならないと、デジタル化に移行するのは難しいです。
施設を選ぶ際に、どこまでデジタル化が進んでいるかを聞いてみてもいいかもしれませんね。