介護施設への就職・転職 介護現場の実際

介護施設によって新人研修の形が違う

皆様の働いている施設には、新人研修がありますでしょうか?

今回は新人研修の実際をお伝えします。

前の職場での新人研修

前の職場では入職したらすぐに現場へ配属されて即戦力となるよう先輩職員に指導して頂くというものでした。

使用期間は3か月なので、その期間内に早番・遅番・夜勤業務を教えてもらうという流れでした。

つまり、使用期間が終わり新人研修終了とういう形でした。

新人研修って感じしませんね。

最初はずっと早番!!

入職した次の日から、指導者付きの早番を半月間。もう半月が一人での早番でした。

つまり、1ヵ月間、ずっと早番だったので確実に風邪を引きます。(笑)

早番勤務は必ず入浴介助を行う施設だったので、毎日クタクタでした。

その時に上司に言われたのは、規則正しい生活が出来ていいじゃん!!でした。

この人頭おかしいなと思いました(笑)

そして、ずっと遅番です

早番1ヵ月という地獄の期間が終わった後は、「遅番地獄」です。

早番と同じく指導者付きの遅番を半月間。もう半月が一人での遅番です。早番は朝5時起きだったので、遅番になった瞬間はすごく体が楽でした。なので、遅番っていいなと思っていたのでしたが、実際は早番と同じく地獄でした。

理由は「記録業務」です。遅番者は日中の最終責任者なので、夜勤者に対して申し送りを行う為の記録業務があります。

私はこのブログを見てわかると思いますが、文章が苦手です。専門学生の時も苦労しました。

なので、遅番の1ヵ月間定時で帰れたことはありませんでした。

ただ、身体だけを考えたら自分には早番よりも遅番の方がいいと思いました。

最後は早番・遅番のミックス。そして、夜勤デビュー

地獄の2か月間が終わった後は、夜勤デビューです。

夜勤デビューの前に早番・遅番をミックス(指導者なし)で行い、指導期間が終わる2週間前に夜勤の指導がありました。

指導は2回あり、3回目が一人での夜勤(デビュー)でした。

何とか指導期間中に夜勤デビュー出来たので、私の最初で最後の新人研修の幕は閉じました。

正直、同じ勤務を連続で行うのは身体はキツイです。ただ、物覚えが悪い私には良かったのかもしれません。

でも、(あの頃に帰りたくないです・・・)

今の職場での新人研修

今の職場は、法人としていくつかの施設を保有していします。

その為、4月1日からの1週間は法人の理念や各施設の概要説明等の座学中心の研修となります。

その後は、約3か月間「体験研修」という形で各施設を回ります。

体験研修とは、身体介護は行わず入居者様の視点となり職員の仕事を見学する研修です。

もちろん、ずっと介護現場の見学もキツイので相談員や看護師の業務の実際を学ぶ期間も設けてあります。

各施設での体験研修が終わり、7月1日から配属先での勤務開始となります。

実際に研修を受けた職員の声

前の職場の新人研修と比べると、”本当に同じ介護施設か”と思ってしまいます(笑)

しかし、実際に今の施設の研修を受けた新人の声で多かったのは、

3か月間、業務に入れないのは不安 

大学や専門学校時代の同期は、もう夜勤やってる等の情報が届いて不安になったそうです。

こういった声を聞くと、正直何が正しい研修かはわかりません。

最後に

介護と同じで”その人に合った”研修の形があるのかもしれません。

なので、”とにかく実践” ”ゆっくりと学びたい”といった2種類の研修があると思うので、自分に合った研修が出来る施設への就職をお勧めします。

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