介護業界は定時に帰れないという認識が強いかと思います。
今回は私の思う残業とサービス残業の線引きについて記事にします。
9時間後の選択肢があるのか
9時間というのは、施設にいる拘束時間(8時間勤務+休憩時間1時間 )の事です。
私の感覚の話になってしまいますが、少なくとも9時間の間は介護士として、そして主任として振る舞おうと思っています。
そして、9時間過ぎた後は、家に帰るor仕事を続けるを選びます。
私は立場的な事もありますが、毎日定時で帰ってはいません。
ただ、私は自分の意思で定時に帰る事も出来ます。
例、この仕事は明日のあの時間にやろう等
つまり、会社から9時間後の選択肢を頂いているという事になります。
選択肢(家に帰るor仕事を続ける)の中で自分の思いで労働する事がサービス残業だと私は考えています。
現場の介護士の場合も同じです。
例、仕事(早番)は終わったけども、遅番の職員が普段と比べて体調が良くないので少し手伝ってあげよう等
選択肢がない場合
9時間経っても帰れないシステム(マニュアル)になっていた場合、残業という事になると思います。もちろん、普段は定時で終わる業務でも、特変(入居者様の状態が悪化する等)があり、上司の命令により1時間残業するといった事はあります。
これは、会社員としてよっぽどの事情がない限りは、引き受けるべきだと思います。
つまり、普段の業務で当たり前のように残業となっている環境は、変えるという選択肢が無いので良くないという事です。
最後に
介護現場では、待ったなしで入居者様の状態に変化が起きます。
しっかりと、定時で帰れる環境がある事で、明日、来週、一ヵ月、という9時間を迎える心の余裕が出来るのだと思います。
物理的に9時間を超える労働側ある場合、上司に相談しましょう。
サービス残業が出来る心の余裕が生まれる施設をおすすめします。