介護施設に就職するだけでは、専門的知識・技術は習得できません。成長するには施設としてしっかりとした研修計画を立てる必要があります。
今回は、研修計画に組み込んで欲しい研修とその理由について記事にします。
現場(応用)も大事。でも基本はもっと大事!!
研修計画を立てず、現場に任せっきりにするだけの施設もあります。
ただ、その方法はリスクが高いです。現場はその人に合った介護を実践しています。つまり、実践の中から生み出された応用となっています。
もちろん、(基本はこうだけど、この人は〜 だから〜今こういう対応になっているんだよ。)と説明してくれる先輩(指導者)がいれば良いですが、難しいですよね。
その為に、基本から応用を順序立てて教えてくれる専門家による研修が必要なのです。
研修計画には、メーカー主催の研修を組み込みましょう
実践や外部研修以外で知識や技術を習得する方法は下記の通りです。
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先輩職員からの学び
他専門職からの学び
メーカーからの学び
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介護施設である以上、何かしらのメーカー(業者)と契約していると思います。
せっかくなので、メーカーに研修を依頼しましょう。無料で行ってくれます。
例えばおむつメーカーだと、排泄パターンを調べる方法や、おむつの当て方など教えてくれます。
私の施設では、新人研修の中に組み込んでいます。
おむつ以外で私の勤める施設で依頼している研修は以下の通りです。
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- 体位変換研修→体交枕の業者
- とろみ研修→とろみ剤の業者
- 口腔ケア研修→施設に訪問している歯科医師[/aside]
顔馴染みの職員が行う研修も意味があります。ですが、普段接しない業者が開く研修は慣れ合いもなく刺激のある良い学びの場となります。
メーカー側も契約を継続してほしいと思っているので、ギブアンドテイクの関係で行きましょう!!
終わりに
先輩や他専門職からの教えも自分が成長する為に必要です。私も今の自分があるのは、先輩職員の存在のおかげだと思っています。ただ、そんな先輩に巡り合えない新人職員もいると思います。
良い先輩職員と出合えるかどうかは、はっきり言って運だと思います。
なので、施設として同じ知識・技術を伝える環境(研修の場)を作るべきです。
施設に外部講師を招いての研修もアリですが、お金が発生する場合があります。
その場合、研修計画を作っても経営者からNOと言われてしまうと実施できません。なので、まずはお金のかからない施設と契約を結んでいる業者に研修を依頼をしましょう。