施設なんだから、天気って関係あるの?感じる方もいらっしゃると思います。しかし、ある事を定期的に行っている介護施設さんにとっては死活問題です。今回は、ある事に向き合っている施設について記事にします。
+αを目指しましょう!!
ある事とは、レク(余暇活動)です。
食事や排泄、入浴介助などは介護士が当たり前のように行うルーティン業務となっています。
しかし、ルーティン業務だけで職員は心と体が疲れてしまうので、なかなか+αのレクに取り組む余裕がないのが現実です。
レクは大変。外出レクはもっと大変!!
レクに関しては、絶対に失敗(事故など)がないように念入りに打ち合わせや当日の行動予定などを記載した資料作り等をしなくてはなりません。
施設内で行うレクも大変ですが、外出レクはそれ以上に職員の負担が増えます。
外出先で体調不良者が出た場合を想定して、近辺の病院の連絡先を調べたり、段差などの確認のため下見に行ったりと施設内に比べて事前準備が多くなります。
そこまでの苦労をしてでも、入居者様の為にレクを行っている施設を私は尊敬します。
最後に
雨や台風といった予期できない自然災害が起きると、入居者様・職員は明日は避けてくれ!!と願うようになります。
企画を考えるのはとても大変です。それでも入居者様の為に自ら仕事を増やす職員がいる施設はとても良い施設だと思います。
老人ホームに入ると、傘を差さなくなりその後、雨の心配をしなくなります。
だってずっと施設にいるから・・・・
当たり前な事を疾病以外で忘れさせないようにしていきたいですね。
もちろん、レクをしていない=入居者主体ではない ではありません。
それに、入居者様主体でも介護士達がどんどん辞めていく環境も私はダメな施設だと思っています。
入居者様主体の介護を行ってほしいから、現場職員を大事にする
理想かもしれませんが、このように考えている施設が今後も生き残っていくのだと私は思います。
5大介護はどの施設に行っても出来ます。なので、自分がやりたい事がこの職場で出来るのかという視点を持って就活をして下さい。