介護施設への就職・転職 介護現場の実際

介護パートの実際

パートとして介護施設で働く中、「わたし、パートなのに、、、」と思った悩んでいる 方いませんか?今回は、介護施設を支えてくれているパートさんに読んで頂きたい記事です。

正社員とパートの違いは現場ではなく、施設が決めましょう!!

もちろん、パートという雇用形態である為、拘束時間出勤数は、希望通りに働けます。

面接→希望を伝える→採用or不採用

希望が通る→採用なので当たり前の権利です。

しかし、拘束時間や出勤数が叶うだけが”パートと正社員の違い”という認識でいると、下記の問題が生まれます。

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  • パートなのに、1人でユニット待機している
  • パートなのに居室担当が決まっている
  • パートなのに委員会に参加しないといけない
  • パートなのに、定時に帰れない[/aside]

おそらく上記以外にも、現場に入って「話と違うんだけど」と悲しんでいるパートさんがいらっしゃると思います。

特に、元々正社員として働いた経験のある方だと、仕事が出来てしまう事から上記の問題をコンプリートしてしまう場合もあります。

私の勤める施設では、生活パート介護パートとわけています。

生活パート

生活パートは、身体介護を行わないパートを指します。

業務としては、リネン交換・清掃・食器洗い・食事の盛り付け などの生活援助です。

ちなみに時給は900円です。

介護パート

生活援助と身体介護の両方を行うパートを指します。

時給は950円です。※介護福祉士の資格を持っていれば時給1,000円となります。

肉体の疲労度のみを考えれば、正社員に近い仕事内容となります。ただ、パートと正社員とで線を引くため、その他の業務(委員会の参加、居室担当)は無く、もちろん定時で帰れる環境になっています。

反対に、その他の業務を与えられる責任を負う者を正社員としています。

パートさんの声を聞く場所を作るべき

パートさんだけを集めた会議を開く事が私の中の密かな野望です。

働く中で生じた悩みや想い・考えをそのままにしていてはもったいないので、会議という場所を作ろうと思っています。

これまでも、パートさんからの意見で改善できた事がたくさんあるので、一緒に施設を変えていきたいと思っています。

パートさんに感謝の気持ちを伝える為にも、こういった場所を作れば少しは報われるかなとも思っています。

パートを潰すのもパート!?

[aside type="boader"]同じユニットにパートさんが2人(Aさん、Bさん)いたとします。

パートA
早番や遅番者が大変だからという理由で、勤務開始時間よりも40分程早く現場に入る。

パートB

子供を保育園に預けてから出勤するので、15分前に現場に入る。

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現場で働いている早番、遅番の視点で考えるとAさんに居て欲しいと思いませんか?

人間なのでやっぱり助かるという意識になりますよね。

ここまでなら、責任者がAさんに、仕事だから決められた時間に来るよう指導すれば何とかなります。

しかし、現場も助かるしいいや”と思って何もしないでいると、下記の問題が起きる可能性があります。

今日はAさん来る日だから、ゆったり出来るね!!

今日はBさんだから、仕事終わらせとかないとね!!

Bさんは決められた時間に出勤しているだけなのに・・・この差はどうしてでしょうか?

上記の事例は実際に前の職場であった話です。結局、Bさんは周りに申し訳なくなり退職してしまいました。Aさんも周りの職員から頼りにされていた事もあってか、「Bさんにもっと手伝ってほしいよね」といった天狗発言をするようになっていました。

このAさんは、私が辞める時にはボス的な存在となり、何かを始める時は”Aさんに相談してから”見たいな空気となっていました。もう最悪です。私は他のフロアだったので、良かったですが・・・

これは、同じ立場であるパート2人に生じている差を知りながら責任者が何もしなかった事が原因です。

最後に

”パートだからどの施設でもいいや”と何も考えず就職・転職すると、「話が違う」となってしまいます。

正社員とパートの違いを明確にして、どちらの形態にも感謝を持って接してくれる施設を選びましょう。

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