今後も介護業界で働く方には、円満退職をお勧めします。
そんなの当たり前だ❗️❗️と思ってはいても意外と円満退職は難しいものです。
そもそも何をもって円満退職と呼べるのでしょうか?
今回は、円満退社とは何なのか!!と私が辞める時に行ったことを記事にします。(引き続き介護職へ転職される方への内容です。)
そもそも円満退職とは?
そもそも円満退職とはどういう意味かご存じでしょうか?
『円満退社とは、従業員が退職するにあたって、会社側・従業員側ともに、わだかまりや揉め事がない状態で労働契約を解除することです。』マイナビエージェントから引用
マイナビエージェントには上記のように書かれています。
つまり何ももめ事もなくすっきりと退職することですね。
では、なぜもう働くことがないのに円満退職が重要なのかを次に見ていきます。
円満退職じゃないと困る理由
介護士であれば将来的にケアマネを目指す方も多いと思います。その時に、必要になるのが実務経験証明書です。
普通なら事前に連絡して、以前勤めていた施設に行き、思い出話に花を咲かせている間に書類を書いて頂くという流れです。
しかし、変な辞め方をしていると電話しにくい、行きにくい等といった、今となっては解決出来ない問題が生まれてしまいます。
私の友人もそれが原因で、本来なら今年受けられるケアマネの試験を諦めています。
「今の職場で後1年働けばいいから」だそうです。もったいないですね。
何をもって円満退職と呼ぶのかわからないと最初に書きましたが私は、
帰れる関係= 変な辞め方をしないことだと思います。
円満退職をした私が辞める決意をしてから行ったこと
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- 希望退職日の2ヶ月前に退職の旨を上司へ伝える
- 上司から他職員にも話して良いと了承を得てから一人一人への挨拶回り開始
- 委員会や居室担当等の個人の仕事をしっかりと引き継ぎ
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希望退職日の2ヶ月前に退職の旨を上司へ伝える
辞める意思は早く伝えましょう。私は辞めると決意したら直ぐ上司に話しました。
法令的に2週間前に退職の希望を伝えると、確かに辞めることは出来ます。ただ、シフトが出来た後に辞めるのは、残された人が辛いですよね。
前の職場で、シフトが出来てから退職届を出したことで現場からも上層部からも冷たい顔をされていた人がいました。その人は特別な事情もないのに急に辞めると言ったらしいです。さすがにそれは社会人としても無責任ですよね。
介護業界は意外と狭いので、そういった噂は広がります。気をつけましょう!!
そもそも、転職は計画的にしましょう。今の施設から離れたいという理由だけで辞めてしまうのは、気付けば履歴書が真っ黒という事になりますよ。
上司から他職員にも話して良いと了承を得てから一人一人への挨拶回り開始
辞める(ゴール)と思うと、色々な事に感謝するようになります。何故でしょうね??
介護業界はまだまだ人情の世界です。言い方を間違えると、陰湿なイジメにあったり等、最後の最後に嫌な思いをしてしまうかもしれないので、気をつけましょう!!
揉め事を起こすなとは言いませんが、全てを水に流せるぐらいの器を作ってから新天地へ行きましょう!!
委員会や居室担当等の個人の仕事をしっかりと引き継ぎ
これまで、一生懸命仕事をしていても、引き継ぎを行わず辞めていくのは勿体無いと私は思っています。
良くないのは、自分がいなくなって困ればいいんだ!!と優越感に浸っている人です。
本当に施設・入居者様の為に取り組んでいる人は引き継ぎもしっかりとしていると思います。
あなたにしか出来ない仕事では駄目です。しっかりと施設の仕事にしてから引き継ぎをしましょう。優越感に浸るのは、施設全体で統一できた仕事を生み出せた場合だけにしましょう。
最後に
辞めると伝えた後の周りの反応が、あなたのこれまでの仕事に対する評価だと思います。
私は退職の希望を伝えてからも、普段と同じように接してくれましたし応援もして頂けました。
1年前、学校の講師をする際に実務経験証明書が必要だったのですが、何も考えず貰いに行けました。
自分にとって円満退職だったと自信を持って言える事が望ましいです。その為にも残された期間は一生懸命働きましょう。