介護現場の実際

辞める人への対応は最後まで!!

介護施設を辞めた経験がある皆さん!!

職場を辞めると宣言してから、周り(特に上司)からの目・態度が変わった経験はありませんか?

今回は、辞めると決意した人への対応について記事にします。

最期まで大切にしましょう!!

え?辞める人にそこまでしないといけないの?と考える役職者は多いと思います。

気持ちは察します。だって、辞めたら単純に人数が減り、運営が厳しくなりますもんね。

だからと言って、辞める人を最期まで大切にしないと未来の退職者を増やす結果となってしまいます。

未来の退職者?どういう意味?とお考えの皆さん!!理由は下記の通りです。

  1. 辞める人は、上司に伝える前にいろいろな人に相談している
  2. 辞める事が決まってからは、変な正義感が働く様になる
  3. 上司とのやり取りを全て公開してしまう

辞める理由はたくさんあると思います。(人間関係、介護感の違いなど)

会社なので、辞める為には上司に辞める決意を伝えなければなりません。

ただ、退職希望者は役職者を訪ねる前に周りから固めて行こう!!という戦法を使う人が多いです。

色々な人に辞める相談をしている過程で、自己解決(ストレス発散)し結局退職しない人もいます。

通称、やめるやめる詐欺です(笑)

また、〜〜を解決してくれないと辞める!!と上から出てくる退職希望者もいます。「立場を考えなさい!!そんな人、辞めさせた方がいい!!」と思う方もいますよね?

ただ、施設として取り組まなければならない問題であれば、一次的に立場が逆転してしまったとしても、解決したほうがいいと私は思います。現場の声を聞いてくれないと思われてしまいすので・・・

同僚の壁(絆?)を超えて、辞めると役職者に伝えれた人は無敵です。もう何も怖くありません。なので、同僚が悩んでいたら、自分の問題として役職者に訴えたりします。(無責任な正義感です)そして、その時の貴方(役職者)の反応をその同僚にチクリます(笑)

退職希望者は、勝手に同僚達の代弁者(私の声はみんなの声)になっているので、役職者はそこまで考えて対応しましょう。

そして、施設側でどうしようも出来ない内容(介護ではなく他の業種に転職したいなど)であれば、無理に止めず、送り出してあげましょう。ここで、止めてしまうと「この人はただ、人数を減らしたくないだけだ」と思われてしまうので・・・

辞めたい理由を聞き、改善する旨を伝えても退職希望が変わらない場合

役職者は、動くのが遅かった・・・と反省し、退職希望を承諾しましょう!!

ただ、辞めれると決まり、これまでのイライラや悩みが晴れて最期まで真面目に働く職員だけではありません!!

辞めると伝えてから貴方(役職者)の反応(挨拶をしない・仕事を与えない等)が明らかに変わったと感じたら、もう何を言うかわかりません。

もしかしたら、同僚に「こんな会社辞めた方がいいわよ」と言った嫌な置き土産を残す事になるかもしれません。

なので、退職届の書き方や提出日を伝える、有休の使用をこちらから提案するといった事だけで嫌なリスクを減らすことができます。

最後に

どんな人にでもありがとうを言いましょう

退職理由は様々ですが、事前に辞める希望を伝えてくれて最期まで働く意思のある職員には感謝の言葉はあってもいいと思います。

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