介護現場のあるある

オンコールの線引き

私の勤める施設は、夜間帯に看護師がいません。もちろん、日中はいますが特別養護老人ホームの特性上、仕方がない事です。

しかし、新人の視点で考えると夜勤時とても不安ですよね。

夜間帯にNSがいない場合、オンコールという方法を取っている施設が多いです。

オンコールとは、携帯電話をNSまたはDrが家に持ち帰り、夜間帯何かあった場合に連絡するというシステムです。

みなさんも、看護師がいない時間(夜間など)にオンコールした経験があると思います。

その中で、「こんな事で電話する必要ある?」「電話されても困るわ」といった言葉を看護師から言われた事はないでしょうか?

例えば、ベッドから転落した入居者様に外傷などはありません。みなさんはどうしますか?

経過観察をして何かあったらオンコールしよう!!

事故があったのだから、今は大丈夫でも念のためにオンコールしよう!!

正直、どれも正しいです。

しかし、先程紹介した様に「こんな事で、オンコールしないでよ!!」「オンコールされても何にも出来ないでしょ!!」と言われてしまいます。

事故が起きた際の現場を見ているのはあなただけです。なので、オンコールをしようとしたあなたの行動を責めてはいけないと私は思います。

そうはいっても、後からネチネチ嫌味を言われるのも嫌だと思います。

なので、施設内にはあなた以外にも夜勤者が何人かいると思いますので、その人達に連絡してオンコールするべきかを一緒に考えてもらいましょう。

その中で、オンコールとなった場合は受けるNS側もその決断に対しての文句は言わない様にしましょう。一人の判断には限界があるのだと施設側は思ってあげましょう。

新人の皆さん!!本当に一人という環境はありません。

オンコールに限らず、判断に困ることがあれば、周囲の先輩職員に相談しましょう!!

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