皆様の働いている施設での、介護士と看護師の関係はどうでしょうか?
仲が良い?仲が悪い?考えた事もない?
今回は、世間のイメージを元に介護士と看護師の関係が実際はどうなのか?を記事にします。
世間のイメージ
看護師さんが介護士を下に見ているというイメージが定着してしまっていると思います。
そういった方が全くいないかというと、そうではありません。前の職場や今の施設にも何人かはいます。
ただ、そういった看護師は少数です。今では介護士の事を気にかけてくれる看護師さんもいます。
良い介護施設と呼ばれる所は介護士や看護師の関係が良好な場合が多いです。
看護師が介護士を下に見ない為には
残念な事に少数ではありますが、介護士を下に見る(介護を専門職として理解してくれない)看護師さんはいます。
それは、看護師さんが介護士の仕事内容を知らない事が原因だと思います。
殆どの看護師さんは、病院で勤めた経験を持って介護施設(生活の場)での勤務となります。
なので、病院の頃の経験(業務内容)を介護施設に持ち込んでしまうのかも知れません。
これが原因で、病院のやり方について行けない介護士との間に確執が生まれてしまうのです。
そうならない為に、看護師さんは介護施設に入職したら、介護士の1日体験をしてもいいかもしれません。
そうすれば、病院と介護施設の違いを肌で感じる事が出来ると思います。
介護施設は生活の場なので、はっきりと病院ではないと理解しなくてはなりませんね。
介護士は看護師と同じ専門職です
我々介護士は、入居者様の生活を支える(サポート)する専門職(仕事)です。
ただ、生活を送る為には当然医療という力を借りる事になります。
私達も風邪を引いたら病院に行きますよね。それと同じです。
看護師だけではなく、相談員やケアマネさん等にもそれぞれの専門職としての役割(仕事)があります。
介護施設に勤める介護士は、各専門職に繋げる役割も担っています。
入居者様に一番近い存在が介護士なので、各専門職に繋げる為の日々の観察を怠ってはなりません。
以上の事から、介護士も他の職種と同じように立派な専門職です!!
そう考えれば、看護師と介護士が上下関係になる事はないですよね。
まとめ
看護師が介護士を下に見てしまう理由は、生活の場である介護施設に病院を入れ込もうとしてしまう事が原因だと私は思います。
看護師は”介護士の事を何も知らない”ではなく、知る為の環境を介護施設は作らなければいけませんね。
仲良くとは言いませんが、誰の為に仕事をしているのかを考えないといけないですね。